全国の吹奏楽部員を応援するこのブログ「吹ブロ!」を書いている、夢緒と申します。
少しでも多くの方に、吹奏楽を知って欲しい
すでに継続中の方には、より楽しく吹奏楽を続けてもらいたい
という思いで、このブログを書いています。
吹奏楽部の部員仲間や、吹奏楽部に入って頑張っているご友人・ご家族・パートナーに、贈り物をするタイミングって、ありませんか?
お誕生日、クリスマス、大きな演奏会やコンクールが終了した後など…
吹奏楽部員は日頃の学校生活を過ごしながら、楽器練習を頑張っています。
そして、吹奏楽部は年間を通して忙しく、大きな大会が終わっても次は文化祭、次は定期演奏会…と、次々にイベントが迫ってくるので、実は節目ごとに思い出に浸っていられるような時間はないのです 泣。
例えば、世の中がクリスマスモードに入っていたとしても、吹奏楽部員の頭の中は
「クリスマスコンサートで演奏するあの曲を、○○日までには仕上げないとヤバい…」
「クリスマスイベントの出し物で急遽演奏することになってしまった。練習を急がないと…」
と、目の前のことで頭がいっぱいで、世の中のクリスマスモードなど、感じていられないのです…。
そんな、忙しさに追われている、日々の練習でお疲れな吹奏楽部員のために、プレゼントを贈りませんか?
また、これまでに、仲の良い吹奏楽部員の友人に、プレゼントを渡したいなぁと考えたことはありませんか?
そんな方に、学生時代から社会人まで吹奏楽を続けてきた私の目線から、本当におすすめできるものをご紹介します。
私は、吹奏楽の長年の経験者だからこそ、吹奏楽部員が
「これもらえたら嬉しい!!分かってる~!!」
と思うポイントが分かるのです(^^)♩
ぜひ、プレゼント選びの参考にしていただけたら嬉しいです。
経験者目線で選んだ吹奏楽部員へのおすすめプレゼント【4選】
①【管楽器奏者の必需品】リップクリーム
少しお値段高めの、自分ではわざわざ買わないようなものを♩
管楽器奏者にとってリップクリームは必需品。口周りの負担が半端ないのです。
吹奏楽部のうち、9割は管楽器奏者です。
管楽器奏者…つまり、部活中のほとんどの時間は「口で楽器を吹いている」ということ。
吹奏楽部は、運動部に比べて身体的負担が少ないイメージがあるかもしれませんが、実は口周りに負担をかけているのでリップクリームは必需品なのです。
私自身はクラリネットを担当していましたが、練習時間が長い日が多かったので、常に口が疲れていましたし、部員の仲間たちも同様の状態でした。
クラリネット担当同士で、どうしたら口の痛み・違和感がマシになるのか、いつも試行錯誤していました。
そしてある時、メンバーの一人が「下唇と歯茎の間にクリーニングペーパー(※)を挟んだ状態で吹くと、痛みがマシになるらしい」と教えてくれて、すぐに試してみました。
(※クリーニングペーパーとは、クラリネットやサックスなどの楽器の、唾が溜まりやすい箇所を掃除するためのメンテナンス用品です。)
この方法は、実際に試してみて、痛みが和らぐ実感があり、かなりお世話になりました^^
…こんな感じで、クラリネット奏者だけではなくすべての管楽器奏者において、一生懸命練習をすればするほど、口の痛みは常にセットになってついてくるものなのです。
そんな状態ですので、部員たちにとってリップクリームで唇をメンテナンスしてあげることは、必須です。
リップクリームを塗ることをサボって練習に参加した結果、演奏中に唇から流血、なんてことも…泣
選ぶ時には本人の好きなデザインや、好きな香りの、ちょっと良いものを♩
部員の中には、部活の練習前や練習後に塗るための持ち歩き用、教室のロッカーに入れておく用、自宅用…という感じで何本か持っておく人も多いです。
消費も激しいので、毎回、お高いリップを買うわけにもいかず…。
そんな吹奏楽部員に、ぜひ、少しお高めのリップクリームをプレゼントしてみませんか♩
まず、プレゼントとしてリップクリームを選んでくれた時点で、
「え!??リップクリームが必需品だと知っているなんて!!」
と、感動してくれるはず。
そうなんです、吹奏楽部員にとってリップクリームが必需品だということ自体、知っている人が少ないのです。
そして、選ぶ際にはぜひ、普段自分では買わないような、おしゃれな見た目のものや、好きな香りのものを選んであげて下さい^^
好きなキャラクターのパッケージのものなども、とてもいいですね♩
期間限定でキャラクターデザインのパッケージになっている場合などは、特に狙い目です!
普段持ち歩いているリップクリームがおしゃれだったり、良い香りだったりするだけで、使う時にも気分が上がって、もらえて良かった~!部活頑張ろう!と思ってもらえることでしょう。
ですので、絶対に喜ばれること間違いなしです(^-^)g
ここまで読んでいただけたら、吹奏楽部員にとってのリップクリームの重要性、分かっていただけましたでしょうか♩
ぜひ、本人には内緒でこっそりと、喜んでもらえそうなリップクリームを選んであげてくださいね。
②【持ち運ぶ場面多し】小物用品を入れるきんちゃく、ポーチ類
練習に必要な細々した用具を入れて、いつも持ち歩きます♩
楽器のメンテナンス道具やチューナーなどを、持ち運ぶ場面が多くあります。
吹奏楽部での活動は、演奏する楽器本体だけではなく、ほかにも意外といろいろなものを使います。
例えば、チューニングをするためのチューナーや、練習を重点的に行う箇所をメモしたり、指揮者からの指示をメモしたりするための筆記用具、何ページにもわたる楽譜を留めておくためのクリップ、などなど…。
そして、吹奏楽部は、いつも音楽室で練習しているわけではありません。
全員で合奏をするときは音楽室で行いますが、合奏をする前に必ず、個人練習やパート練習を行います。
個人練習やパート練習は、音楽室で行ってしまうと他の人の楽器の音などで聞こえづらいので、空いている教室や廊下、外などで行うことがほとんどです。
つまり、細々とした楽器練習に必要なグッズを、パート練習会場でも、合奏練習会場でも使えるよう、持ち運べるようにしておく必要があるんです。
そんな時に、それらをまとめて入れておけるポーチや、きんちゃく袋、小さめの手提げなどがあるととても便利なのです。
ポーチやきんちゃく袋を選ぶポイントは、以下の2点です。
①サイズ的には、歯ブラシ&うがいコップが両方入るくらいの大きさくらいが丁度良い◎
②楽器・楽譜を持ちながら、小物を腕にぶら下げて持ち運べるように、紐がついていると◎
ハンドメイドが得意な方は、手作りでも喜ばれるかもしれません♩
プレゼントしたい方のイメージに合うような素敵なポーチがあれば、ぜひプレゼントしてあげて下さい^^
③【日常でも部活でも活躍】ハンドタオル、ハンカチ
楽器から唾が出ることも。演奏後、口まわりを拭きたいことも。
ハンカチは吹奏楽部向けだけではなく、どんな人にも喜ばれるプレゼントとして知られていますよね。
ですので、この記事を読んでいただく前から、プレゼント候補としてお考えの方も多いかと思います。
そして、楽器経験のない方であっても、
「吹奏楽部は楽器を吹くのだから、ハンカチで口まわりを拭くことも多いのでは?」
というふうに、部員がハンカチ類を日常使いしていることが想像しやすいですよね。
まさにその通りで、ハンカチも吹奏楽部の必需品です。
運動部がタオルが必需品なのに対して、吹奏楽部にはハンカチがぴったりなのです。
なぜなら、座って楽器を吹いている膝の上に置いたり、譜面台に乗せておくような形で使うからです。また、使う目的としてはご想像の通り、演奏後にサッと口まわりを拭くためです。
そして、管楽器は特性上、どうしても楽器本体から唾が出てきてしまうことがあります。
多くの吹奏楽部では、唾対策用としてぞうきんを用意して使っていますが、ぞうきんで拭くほどではないけど…という時に、ハンカチが活躍することがあります。
こんな感じで、吹奏楽部では日常的にハンカチを使うので、学校生活用・部活用というふうに使い分けている人も、実は多いのです。
1日2枚ペースで使う場合、洗濯することなども考えると、ある程度の枚数が必要ですよね。
普段の生活でも、部活でも確実に使うことになるハンカチは、やはりプレゼントの王道といえるでしょう(^-^)g
「いつも部活でハンカチ使うでしょ。洗い替えに、ぜひ使ってね」
と言って、プレゼントしてみてはいかがでしょうか♩
【筆者も悩みます】打楽器奏者へのプレゼント、どうすれば?
ここまでは、主に管楽器を担当している人向けに、オススメできるプレゼントをご紹介しました。
ですが、プレゼントをあげたい方が、打楽器奏者の場合もありますよね。
実は、これを書いている私も打楽器奏者さん向けのプレゼントを考えた時、正直、なかなか良い案が浮かばず、悩みました。
打楽器奏者の方は、自分専用のスティック(小太鼓を演奏するときに使う棒のことで、「バチ」とも呼ばれています)を持っていることが多いです。
自分専用のスティックを使って、日々、基礎練習などを行っています。
ですので、その観点から、打楽器奏者さんへは下記の①、②がオススメできるかな、と考えました。
①スティックが入る大きさのカバンや、ケース
一般的なバチの長さは40センチほどですので、それが入る大きさがちょうど良いと思われます。
②スティックの替え用、好みのカラーのバチ
今は、おしゃれでカラフルなスティックが売られているんです。自分だけの特別感を出せそうですね。
ですが、私の経験上、実を言うと①②ともに、ご自身ですでに持っていたり、スティックは自分自身で気に入ったもの・使いやすいものを選びたい!と思っている打楽器奏者さんが多い印象です。
すでに持っているかどうか聞こうとすると、プレゼントしようとしていることに気付かれてしまうかもしれませんよね。
ですので、①②を強くオススメできるかというと………。
ここまで偉そうに語っておきながら、大変申し訳ございません(;;)
ですが!!!
次の
をぜひ、一度ご一読ください!
この項目では、管楽器奏者だけではなく、打楽器奏者も含めて、すべての吹奏楽部員にあてはまります^^
打楽器奏者さんへのプレゼントをお悩みの方は、ぜひ下記もあわせてお読みくださいませ♩
④【管楽器・打楽器共通】その人が担当している楽器の絵柄がついたもの
担当楽器への愛は無限大。誇りを持ってその楽器を吹いています。
吹奏楽部に入り、いろいろな偶然が重なって、担当楽器が決まります。
はじめは音が一つも出せずに苦労しながらも、運指を覚え、音階を覚え、その楽器を使いこなそうと練習していく中で、担当楽器は自分の相棒のような感覚になっていきます。
私自身も、たくさんの種類の楽器の中から、たまたま自分の担当楽器がクラリネットに決まったわけですが、私の場合は相棒を通り越して、クラリネットなしでは語れない人生を歩むことになりました。
思い入れが強いのは特定の人だけではなく、すべての吹奏楽部員に共通しています。
吹奏楽の世界では、どの楽器も主役です。
誰一人欠かすことのできない、音楽を作り上げるための重要なパーツとなります。
吹奏楽部員一人一人にとって、担当楽器への思い入れはとても強く、
「私はフルート奏者なのだ」
「私はトランペット担当なのだ」
という意識を強く持っていて、そのことに誇りを持っています。
部活動を離れて教室で授業を受けているときも、自分の相棒である担当楽器のことは、いつも心の片隅に存在していて、支えになってくれています。
大げさに聞こえるかもしれませんが、それくらい、担当楽器のことを強く意識しているんです。
もの自体はキーホルダー、シール、缶バッジなど何でもOK♩
そんな吹奏楽部員へのおすすめプレゼントは、担当楽器の絵柄がついたグッズです。
例えば、トランペット担当の友人への贈り物なら、トランペットの絵柄の入ったシールやボールペン、ハンカチなどなど。
もの自体は、文具でも、日用品でも、コスメ類でも、洋服でも、本当になんでもアリだと思います。
もしあなたが、プレゼントを差し上げたい方の担当楽器をご存じなら、ぜひ楽器モチーフのグッズを探してみてあげてください♪
プレゼントをされた方は、プレゼントそのものに喜んでくれるのはもちろんですが、
自分の担当楽器を知っていてくれた、覚えていてくれたことに感激するはずです。
…というのは、実は意外と、友人に担当楽器のことを話しても、ちょっと経つと忘れられてしまうことも多く、
「吹奏楽部なのは知っていたけど、楽器って何やってんだっけ?」
「ふ~ん、チューバかぁ…ってか、チューバってどんな楽器だっけ?」
と悪気なく聞かれたりすることが、結構多いんですよ(泣)。
楽器って基本はカタカナだし、似たような名前が多い印象を持たれていて、当事者でないと覚えづらい言葉かもしれません。
覚えていないことを責めるつもりは、一切ないのですよ。
しかしそんな中で、一人でも覚えてくれていて、プレゼントに楽器モチーフのグッズを選んでくれたとなったら…感動ものです。
わざわざ時間を使って、自分自身の担当楽器のグッズを探してくれたということに対しても、感謝の気持ちでいっぱいになるはずです。
楽器モチーフのグッズをいただいたら、吹奏楽部員はすぐに使い始めることでしょう。
そして、使い始めたところで、ほかの人からチラッと見えるような形で楽器の絵柄の存在に気づいてもらえることがあり、吹奏楽部員はそれがとてもうれしいのです^^
気づいてくれた方が
「あれ、もしかしてトランペットやっているの?吹けるの?」
なんて声をかけてくれたら、とってもとってもうれしいですし、
よくぞ気づいてくれました!実は吹奏楽部で担当していて…
という流れで、会話も弾みます♪
楽器モチーフのグッズは、昔に比べて今はいろいろなものが出ています。
シール類などであれば、100円ショップで手に入ることも。
プレゼントをしたい方の楽器の種類を確認して、ぜひ普段使いしやすいものを選んであげてください♪
まとめ
経験者目線で選んだおすすめプレゼント4選、いかがでしたか?
「吹奏楽をやっている方に差し上げるなら、どんなものが喜んでもらえるだろう?」
という目線でプレゼントを選んだり、考えたりすることはあまりないと思いますので、私の経験を活かして、この記事を書いてみました。
詳しくご紹介はしませんでしたが、ご紹介した4つのもの以外にも、
・マッサージ機(吹奏楽部は長時間、同じ姿勢で楽器を吹くので凝りやすい)
・イヤホン(吹奏楽部はいつも生演奏を聴いていて耳が肥えていることが多いので、より良質な音楽を良質な音質で聴くために。また、部活以外の時間にも、生活に音楽を取り入れるために)
なども、吹奏楽を頑張っている方へ、おすすめできます。
プレゼントは、どんなものでも、いただけるというだけでうれしいし、包みを開封するときはワクワクしますよね。
プレゼントをする・もらうという形ではなく、レクリエーションとして、吹奏楽部員同士でプレゼント交換会などを開催してみるのも、盛り上がりそうですね♪
いつも学校生活と部活の両立で疲れている、吹奏楽部員は周りにいませんか?
特別な日でなくても、
「いつも練習お疲れ様。」
と声をかけて、ぜひ贈り物をしてあげてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コメント